カテゴリー「知的資産経営」の記事

2017年5月14日 (日)

10年前の経営報告書の効用とは?

テック青木です。

GWから1週間が経ち、リズムも普段通りに戻ったころですね。
私もこの土日は、文章術のSkypeセミナを受けるなど、
インプットを増やして、ブログやメルマガによるアウトプットに
備えております(*^^)v。

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◎ 10年前の経営報告書を読み返す

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● 経産省の知的資産経営マニュアル

土日に、経産省の知的資産経営マニュアルをざっと読み返して
見ました。
http://www.meti.go.jp/policy/intellectual_assets/pdf/00all.pdf

平成19年とちょうど10年前に公表されたので、
掲載されている事例も当然ながらかなり古いのですが、
知的資産経営報告書の最初のマニュアルだけあって力が入っており、
掲載されている知的資産経営報告書も、かなりの力作となっています。

最近は、簡易化の方向にある知的資産経営報告書ですが、
上記マニュアルの事例を見ると、10年前に対象となった企業が
どのように業界動向と自社の強みを捉えていたのかが分かり、大変
興味深いものがありました。

● 数年前の報告書と現状を比較する

通常、企業の中期計画などは、3年位で見直して刷新するものですが、
自社と業界の将来予測について、数年単位でPDCAを回している
企業はさほど多くないのではないでしょうか?

変化の激しい時代なので、数年前の予測が現在通用するはずは無い
のですが、
当時どのような前提を置いて、現在を予測したのかなど、
使っている前提や情報源など、「予測」自身ではなく、
「予測のやり方」の見直しと改善を行うことは、重要ではないかと思います。

資格試験で言えば、模擬試験や過去問を解いた「正答率」以上に
「解き方」、「勉強のやり方」の見直しが、特に受験期間の当初の
フェーズでは重要と考える次第です。

● 過去問参考書のご紹介

技術士、中小企業診断士、行政書士の
過去問題集を以下にご紹介いたします。
問題集選びのご参考になれば幸いに存じます。

技術士第一次試験「機械部門」専門科目過去問題 解答と解説(第7版)
http://amzn.to/2p8JlQ8

技術士教科書 技術士 第一次試験問題集 基礎・適性科目パーフェクト 2017年版 (EXAMPRESS)
http://amzn.to/2p8SxEr

中小企業診断士 最短合格のための 第1次試験過去問題集 (1) 企業経営理論 2017年度
http://amzn.to/2pSyIQO
⇒このシリーズで他の一次試験の分野の過去問も揃えてはいかがでしょうか?

2017年版 中小企業診断士試験 2次試験過去問題集
http://amzn.to/2pie8VT

2017年版出る順行政書士 ウォーク問過去問題集 1 法令編
http://amzn.to/2qclTBY

★最後までお読みいただき、誠に有難うございます!

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2017年1月29日 (日)

それぞれの士会の研究会について

テック青木です(^0_0^)。

1月は、東京都行政書士会の「知的資産経営研究会」の新年会など、
技術士、行政書士、中小企業診断士関連の新年会に4件ほど参加しました。

普段お会い出来ない方たちも含めて、先達から色々と教えていただくとともに
楽しくお酒を飲む機会に恵まれました(*^^)v。

私が10数年読んでいる「ビジネス知識源」というメルマガの著者である吉田繁治さんの
「財政破産からAI産業革命へ」を読みましたが、

①財政破綻の影響はリーマンショック並み、英国が行った利上げを無理に抑える金融抑圧は
英国病のとおり、財政破綻よりも国民経済に与える悪影響は大きく長期間に渡る。

②財政破綻の影響は3~5年。その後はAIの本格導入により経済成長が起き、
人口減や高齢化にも対応出来るようになる。

③2018年毎からの大きな変化は、産業や資産の世代交代をもたらす。

と言う内容をメルマガと同じように数値データや国内外の事例で丁寧に論証しています。

本書を読んで、2018年頃からアセットアロケーションを変更せねばと思った
次第です(^^ゞ。

Ai

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◎ 士会の研究会について


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●東京都行政士会の知的資産経営研究会

 先週木曜日に、12月に入会したばかりの、
東京都知的資産経営研究会の新年会に参加しましたが、
大変オープンな雰囲気で、楽しくお酒を飲みながら、ざっくばらんにお話する機会を得ました。

私以外にも、中小企業診断士の資格を持つ方が何人かいらっしゃって、
中小企業診断士の知的資産経営研究会についても皆さん関心を持っておられましたが、
両方に入っているのは今のところ私だけのようで、「参考になることがあれば教えて欲しい」と言って頂きました。

2月2日には行政書士、2月15日には診断士でそれぞれ研究会が開かれるので、両方共参加したいと考えています。


●士会の研究会について

 前回、中小企業診断士試験の実務補修の活用についてお話しましたが、
資格を取ったら、是非各士会で色々な研究会を覗いて見ることもお勧めします。

大抵の研究会は、体験入会や見学も可能ですので、関心がある分野、日時等の条件で
まずは出来るだけ多くの研究会に出てみて、自分の活動拠点を見つけられると、
その後の活動の幅も広がると思います。

 また、行政書士と中小企業診断士(あるいは技術士、その他の士業)の同じ分野の研究会に出てみることは、
それぞれの士業の違いや特色を知る良い機会であり、
資格取得前の方でも参加できる会がありますので(特に技術士会はオープンな研究会が多い)、どの資格を取ろうかと考えている方にも参考になるかと思います。


 これもご縁ですので、遠慮せずに参加してみてください(^O^)/!

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2016年9月21日 (水)

自動車と自動化やIoT関連の特許ニュースについて

こんにちは、テック青木です。

グーグルを始めとして、自動車の自動運転に関する技術開発や社会的影響に関する記事を多く目にしますね。
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●特許からみる自動運転やIoT活用

特許分析のパテントリザルト社では、9月14日に米国における「自動運転関連技術」について、特許分析により参入企業の動向をまとめて発表しました。

http://www.patentresult.co.jp/news/2016/09/autonomous-car.html

多岐な分野にわたる自動運転技術の全般について調査することを目的に、関連米国特許3,620件について、個別特許の注目度を得点化する「パテントスコア」をベースに、特許の質と量から総合的に見た評価を行ない、特許総合力ランキングは、1位 トヨタ自動車、2位 GM GLOBAL TECHNOLOGY OPERATIONS、3位 日産自動車という結果を出しています。

また、5位にはGoogleが入っており、自動車会社以外の分野からの参入が続いていることをうかがわせています。

● 特許の質と量

 単独の特許よりも多くの特許(技術)の組み合わせが必要な自動車業界ですが、上位5社を比較してみると、有効特許件数では300件を超えるトヨタ以外はさほど件数に変わりはありませんが、個別の特許の有効性(引例数等から算出)では、グーグルのスコアが高いところに、新規参入者ならではの独自性が見えるように思います。

 介護、高齢者対応など、社会インフラと密接な関係を持っている分野であり、自動車を一つのプラットフォームとしてみたときに、自動運転がどのように社会サービスと結びついていくのか、そこで有効な技術とは何かについて、自動車そのものにはかかわらない起業であっても自社の強みも踏まえながら、この分野の技術動向を見ていく必要がありますね。

● 自動車と防災マップ

また、福岡工業大学では、同じく9月14日に、工学部 電子情報工学科 松木裕二教授が自動車を用いた浸水状況可視化システムに関する特許権(特許番号:第5982709号  登録日:平成28年8月12日)を取得したことを発表しました。

http://www.fit.ac.jp/news/archives/1904

リリース記事によれば、
複数の自動車内に配置された速度センサで計測した垂直軸回りの角速度がある閾値を超えた場合に、その車両が津波による浸水状態にあると判定して、
その車の位置情報、浸水時刻などの浸水情報から浸水情報をもとに、その地域の浸水マップを自動的に作成し、その情報に基づく避難情報をユーザ端末に配信するというものだそうです。

浸水計測センサのような装置を各地域に固定で設置する必要がなく、リアルタイムに津波による浸水状況を把握して、避難勧告等に利用できるという効果をうたっています。

● 「既にそこにあるもの」の活用

 リリース記事で見る限り、今回の発明のポイントは、速度センサ(水そのものとは関係ない)から、津波を受けることによる車の以上な動きを感知して浸水状況を判断することと、複数の車の情報から、津波による浸水マップをリアルタイムで作成して、防災に活用する点かと思います。

 既に出ていると思いますが、同じような発想は、みんなが持っているスマホのGPSと加速度センサを利用して、通常と異なる動き(例えばある地点で、皆が一斉に同じ方向に走り出す)などの情報から、その地点での災害や事故(事件)などを判定するといった、
既にそこに大量にあるものから得られる情報を、本来とは別の用途のために解釈しなおして利用するというカテゴリに入るものだと思います。

 解釈が変われば活用方法も変わるという点で、視野の転換がポイントになる事例かと感じた次第です。

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